アフリカ

諸民族が争うことなく平穏に暮らす国、ボツワナについて

Dumla! (ツワナ語で、Hello!の意)

アフリカメディアウォッチということで、今回はボツワナをとりあげたいと思います!

 

国名のボツワナは「ツワナ人の国」という意味で、その名からわかるように、人口の70%がツワナ、残りの30%はカランガ族、サン族、へレロ、カラハリなど、様々な民族が占めています。人口は、約203万人です。

ボツワナの人々は、穏やかな性格で衝突を嫌い、「腹をたてること=はしたない」という感覚を持っています。また、賛成できない提案をされたときなどには、はっきりと拒絶の意思を示すことなく抜け出すこともあるそうです。

 

ボツワナと聞くと、アフリカにある国なだけに貧しい国と思うかもしれませんが、ボツワナは中所得国であり、ほとんどの子供が学校に通うことができており教育水準は高くなっています!

少し具体的に説明すると、まず小学校ではツワナ語を使って学び、小学校の中学年くらいから英語を用いた教育が行われます。そのため、ボツワナの人々は民族に関わらずツワナ語と英語の両方を流暢に話すことができます。

 

次に、少数民族について紹介します。よく文化人類学を学んでいると耳にするかもしれませんが、ボツワナの先住民にサン族(ブッシュマン)という狩猟採集民がいます。もともと彼らはカラハリ砂漠で木の実や根、小動物の狩猟をしながら定住せずに移動して生活していました。

しかし、近年になってボツワナ政府が、セントラル・カラハリ・ゲームリザーブ(ボツワナ中央部の動物保護区)から彼らを追い出し、定められた定住地に移住させたため、彼らは事実上狩猟を禁止され、定住生活を余儀なくすることになりました。この件をめぐって人権団体から非難されていることから、ボツワナ政府は調査や研究などに対しての許可を減らしています。これはボツワナのダークサイドともいえるでしょう。

 

また、彼らが話すコイサン語族にはクリック音という舌を打ちつけるような音が混じることがあります。例として、ボツワナの固有名詞でXや!が入っているのはクリック音の印です。また見た目の特徴としては、小柄な体型の人がよく見られます。

このように、言語面や身体的特徴によって私たちは彼らをサン族と断定することができます。

 

以上、ボツワナについての記事をもとにした、メディアウォッチでした!この記事を読んでくれた方々が少しでもアフリカに興味を持っていただければ幸いです(^^)

 

阿久津、田島